ダルちゃんと生きづらさの根底にあるもの

 

普通の女の子を擬態するダルちゃんに共感する女性たち

 

 

ダルちゃんという漫画を知っていますか?

 

 

ダルダル星人のダルちゃんが自分の本当の姿を隠し、
24歳の普通のOLに擬態するのですが、
周りに馴染めない苦しさ、孤独を感じながら、
自分の居場所を見つけていく物語です。

 

 

資生堂、ウェブ花椿での連載中から
大きな反響があり、「ダルちゃんは私です」
という声が多数寄せられたのだそうです。

 

 

私も読後にほろりと泣いてしまいました。
20代の時読んでいたら号泣していたかもしれない・・・。

 

 

この漫画が共感を呼ぶのは、皆、多かれ少なかれ、
生きづらさを感じているからでしょう。

 

 

もしかしたら、あなたも・・・

 

 

社会のルールや、
周りの常識に合わせて 生きているうちに
「本当の自分の姿」が わからなくなってしまったり、

 

 

いつも理想の自分を追い求めていて、
そうなれない自分に嫌気が差していたり、

 

 

誰といても何をしても、
埋められない孤独感や寂しさを
感じているのかもしれませんね。

 

 

 

生きづらさを感じている人が
この国にたくさんいるという事実は、
決して喜ばしいことではありません。

 

 

ですが、私は、ダルちゃんに共感する
女性たちがいることに希望を感じました。

 

 

彼女たちの心の奥には、「本来の自分を思い出したい」
という願いが隠されているからです。

 

 

ダルちゃんのメッセージは、ありのまま自分でいいということ

 

誰しも、社会や周囲に 適合するために「仮面」をかぶります。

 

 

うまく周りに溶け込むほど、
仮面は私だと思い込んでしまうものです。

 

 

けれど、何をしても、何を得ても満たされず、
どこに行っても居心地が悪く、
居場所がないように感じるのであれば、

 

 

偽物の私である「仮面」を取り去る時です。

 

 

 

「他の誰かになる必要はない」 「私は私でいい」

 

 

と心から思えた時、苦しみが溶け、
深い安らぎと喜びがやってきます。

 

 

私は、あなたがあなたでいることのパワーを
思い出して欲しいと思うのです。

 

 


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