ルソーから学ぶ不遇な子供時代を過ごしても才能を発揮する生き方

 

歴史を楽しく学べるコテンラジオがおすすめです

 

ここ最近、コテンラジオにはまっています。

PodcastやVoicyなどで配信されている、
歴史をテーマにした番組です。

 

吉田松陰、アレクサンドロス、ガンディーなどの
人物に焦点を当てる回があると思えば、

フランス革命、お金、教育といった切り口から
歴史を紐解いていく回もあり、
とにかくわかりやすくて面白いのです。

 

人物の性格、社会の状況、当時の人の思想といった
様々な視点から一つの物語のように語られるので、
引き込まれてしまうんですね。

それで、個人的に興味深かったのは、社会契約論を
書いたジャン・ジャック・ルソーの生き方です。

※コテンラジオでは、フランス革命と教育の歴史で
語られています。文末にリンクあり。

 

悲惨な子供時代を送った、ジャン・ジャック・ルソー

ルソーは、かなり悲惨な子供時代を送ります。

 

生まれてすぐにお母さんがなくなってしまうし、
10歳でお父さんが蒸発し、
預けられた家では虐待を受けます。

 

そんな人が、「自由」と「平等」を説き、
フランス革命やアメリカ独立戦争にも
影響を与えたと言われる、
社会契約論を書いたのです。

すごくないですか?!

また、ルソーは「エミール」という
教育の本も書いているんですね。

 

子供の人格や自由を尊重する教育論は
当時としてはあまりにも進歩的すぎて、
危険視され発禁になってしまったんだそうです。

 

虐待されたのに、先進的な教育論を持つって
一体なんなんでしょう・・・。

 

 

不遇な環境で育っても、偉業を成し遂げ、次世代に影響を与える人もいる

自戒も含めですが・・・
世の中には自分の不幸を社会のせいにしたり、
親や育った環境のせいにする人がごまんといます。

 

けれども、ルソーのように、
不遇な環境で育っても、政府から弾圧されても、
内なるビジョンに従って生き、
偉業を成し遂げる人がいるんですよね。

 

そういった人たちの生き方や思想は、
時代が変わっても私たちに影響を与え続けるんです。

 

歴史を学ぶと、常識や価値観なんて
時代によって変わるし、
「当時の当たり前」が「当たり前じゃなくなること」
が何度度も起きていることに気づきます。

そして、世間に理解されなかったり、
危険人物扱いされながらも、
常識を変えていった人たちがいたからこそ、
今の世界があることがわかるのです。

 

偉人たちのストーリーを聞くと、
俯瞰して自分自身を見れるようになるので、
自分の悩みなんてちっぽけだと感じられたり、

世間の常識や価値観縛られるより、
自分の内なる声に従って生きようと思えるんですね。

 

PS .
文中で紹介したコテンラジオはこちらより視聴できます!

◆歴史を面白く学ぶコテンラジオ

◆#49 天才思想家にして変態紳士・ルソー

◆#207 変態紳士・ルソー、再び。社会に衝撃を与えた啓蒙主義と教育

 

 


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