仕事も結婚も合わなかったらやめていい

 

日本人は合理的に「やめる」決断をできないという話

 

先日、社会派ブロガーちきりんさんの
本を立て続けに2つ読みました。

プロゲーマー、梅原大吾さんとの対談本
悩みどころ、逃げどころ」と
生き方について説いた
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法
という本です。

どちらの本もちきりんさんらしい
ユニークな視点と自由な発想に溢れていて
興味深かったのですが、一番印象に
残ったのは、「やめること」の重要性でした。

日本人は「やめること」が苦手で、
ビジネスでも個人でも、

「一旦始めたことは簡単に辞めてはならない」

という根性論が根付いているため、
やめ時を逃しているという話なんですね。

夫婦関係も、仕事もダメだな、合わないな
と思ったらずるずる続けるのではなく、

すっぱりやめた方が合理的だし、
無駄なコストを払わなくて済むというのが
ちきりんさんの主張です。

うーん、わかります。

私も上司から
「入社して3年で辞めるヤツはけしからん」
と言われていたので、26歳の時に
初めて入った会社を辞めた時は
罪悪感でいっぱいでした。

またクライアントさんから

・会社を辞めたいけど辞めらられない
・ずるずる婚活を続けていてやめ時がわからない

と相談を受けることもあります。

それだけ、わたしたち日本人にとって
「やめること」は難しく、

もっと頑張るべきでは?
という「昭和の価値観」が邪魔をして
合理的に判断できないことが
多々あると思うんです。

 

「頑張ればなんとかなる」という昭和的価値観を捨てるための3つの方法

古い価値観を手放し自分らしく自由に
生きるためには何が必要なのでしょうか?

私は3つの方法があると考えます。

1)視野を広げる機会を持つ

本を読読んだり、旅に出たり、新しい人と出会うと、
自分が知っている世界はちっぽけなことに気づきます。

私の友人は、英語が話せないままインドに渡り、
ヨーロッパを転々とした後、通訳やセラピーの
仕事をしています。

彼女を見て、もっと自由に生きていいんだと
思うようになりました。

2)瞑想する

瞑想を続けていくと、思考や感情はやって来ては
過ぎ去っていくものだとわかるため、
「過去の失敗」や「未来への心配」に
とらわれにくくなっていきます。

不確定で不安が多い今こそ、瞑想し、
自分を俯瞰する力を養うことが大切だと思います。

 

3)ワークショップ、セッションなど
自分の内側深くに入る時間を作る

色々やってみたけど続けられない、
変化を感じられないこともあるでしょう。

そんな時は、ワークショップやセラピーを
受けてみることをお勧めします。

何でもそうですが、自分で試行錯誤するより、
専門家の手を借りた方が成長が早いですからね。

ダメな関係性や合わない仕事は手放して、
自分らしく生きていきましょう!

 

悩みどころと逃げどころ        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆるく考えよう


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください