結婚できないのは優柔不断な彼のせい?
今日はコーラルのテーマ「愛と知恵」について取り上げてみたいと思います。
突然ですが、最近起きたトラブルを誰かのせいにしてしまったことはありますか?
給料が低いのは上司が私のことを評価してくれないからだ、とか。
私には才能がないから、やりたいことを仕事に出来ない、とか。
結婚ができないのは彼が将来の話を濁すせい、など。
何かしら思い当たることはないでしょうか?
書きながら私も夫のせいにしていることが度々あってドキッとしました(笑)
私たちは何かにつまづくと、ついつい周りの人や環境のせいにしてしまいがちです。
けれども自分自身に「本当にそうなのだろうか?」という質問をしてみると人生が変わっていきます。
誰かのせいにすることは当事者意識を持たずに済むのでとても楽ですよね。
「私は悪くない、〇〇のせいだ」と言うことで、問題を深く考えずに済みますし、傷つくこともありません。
しかしながら人のせいにすることは責任放棄していることでもあり、周りの人に自分自身を預けてしまっているようなものです。
コーラルには「愛の知恵」と言う意味があります。
自分の内側に「愛」を見出す「知恵」を持つということ。
つまり、人から愛をもらうのではなく、自分の中に愛を見出し、育て、人と分かち合うということです。
犠牲者でいるときは自分への「愛」を失い、人からの「愛」を与えてもらおうとしている状態です。
けれども、「愛」を内側に見出していなないので、いくら周りの人から「愛」を与えられたとしても、受け取ることが出来ないのです。
結果、人と良い関係を築くことが出来なくなってしまいます。
では、犠牲者でいることにはまってしまったらどうすればよいのでしょうか?
「どんなに大変なことがあったとしても、人生を変える力を持っていること」を思い出すことなんです。そして、自分で自分のことを認めてあげましょう。
「つらいけど、私はがんばってるね!!」と。
自分で自分に価値を認めることができるようになれば、人生を主体的に捉え、変化を起こすことができるようになります。
先ほどの例のように、『彼が大好きで結婚したいんだけど、彼が結婚の話を前向きにしてくれない』という状態であるなら・・・。
勇気を持って本音を伝えてみる、ということが主体的になることであり、自分自身への愛を受け入れるということではないでしょうか?
何かのせいにしたくなる自分がいたら、自分の内側に目を向けてみてくださいね。
そこには愛せていない自分がいるのかもしれません。
しかしながら、愛せない所も受け入れることが出来たら、人生は必ず変わっていくのです。