あなたはなぜここにいて、何を成し遂げるのか? ロイヤルブルーの心理とメッセージ
ロイヤルブルーの意味する、「神秘」、「第六感」とは?
多くの人にとって「神秘」や「第六感」と言う言葉は、無関係のことだと思うかもしれません。
けれども、自然の中で「神秘」を見出したり、人間という存在も大きな営みの一部だと感じたことはあるのではないでしょうか。
私にとっては、マウイ島のハレアカラ山から朝日を見た体験がそうです。
夜が明ける前に出発し、真っ暗の中、空には満点の星が瞬いていました。
夜明けがやって来ると星は消えていき、漆黒の闇から深いロイヤルブルーに変わっていきます。
そしてオレンジに輝く太陽がゆっくりと姿をあらわすのです。
その瞬間は、「神秘」そのもので、地球という星が持つ偉大な力と畏怖の念を感じざるを得ませんでした。
古代ハワイアンが自然の中に神々を見出し、崇拝してきたのもごくごく自然のことのように思えたのです。
大いなる自然の中にいると、普段の自分とはまた異なる視点で物事を見ることができるようになります。
あなたも自然を目の前にして、
「悩んでいたことは小さなことだった・・・」
「自分は何者かに生かされてるのでは・・・」
と思ったことがあるかもしれませんね。
私たちは、自分自身で限界を決めてしまって、「私はこんなものかもしれない・・・」と思ってしまうことがあるものです。
けれども、”人生には、自分の理解できるレベルをはるかに超えた目的と意義がある”のです。
他人と自分を比較するのではなく、自分で作った制限にとらわれるのではなく、あるがままにものごとを見ることができれば、”自分はなぜここにいて、何を成し遂げるのか”がおぼろげながらにも分かっていくのではないでしょうか。
ロイヤルブルーの意味する「神秘」とは、個人を超えた宇宙の神聖なる意志に気づくこと。
それは、人生の目的や使命を生きる、と言えるかもしれません。
そして夜が白む前は静寂に包まれているように、「何のために生きているのか」という魂の根源的な問いは、誰かに教えてもらうのではなく、自分の中で見出していくものです。
「第六感」が見えないものを感じる力のように、大切なことは、内側を見ることだと思うのです。
©Mikhail Kalugin(CC BY-SA 3.0)