トラウマと家族連鎖 私が仕事や恋愛をブチ壊していた理由

 

ここ最近、飛田家では
トラウマヒーリングがホットなテーマで、

神経科学や脳科学の本を読んだり、
トラウマに造詣が深いカウンセラーの
先生のセミナーを受講しながら
学びを深めています。

それで、トラウマについて学んでいくうちに、
私の自己破壊的なパターンが
どのように形成されたのか、
なぜ生きづらくて仕方なかったのかが
ようやく腑に落ちたんです。

私の暗黒の20代

過去を振り返ってみると、
男女関係や仕事など、
うまくいくとわざわざ壊すような
ことをしていたな、と思います。

例えば、私のことを大切に
してくれない人と付き合ったり、

安定した関係が手に入ったと思ったら、
相手のことが嫌になって別れたりと
破滅的な恋愛をしていたんです。

仕事でも、毎日終電近くまで働いて、
夜ご飯もまともに食べないといった、
自分をネグレクトするような生活を
していたこともありました。

で、小さいながらもホワイト企業に転職し、
人間関係にも恵まれて、わりといいお給料を
もらっていたこともあったんですが、
思うところがあってすぐ辞めちゃったんですよ。

そう・・・

私のことを尊重してくれる人や、
安心できる場所にいると、
自分から関係を壊してしまったり、
そこから去ってしまっていたんです。

当時は自分に「自己破壊的傾向」が
あることがわからず、

「生きることはなぜこんなにも、 つらいんだろう」

と思ってました。

その後、オーラソーマや瞑想をはじめ、
食生活を見直し、ヨガをするようになって、
徐々に自分を不幸にするパターンは
解消されていきました。

自分をいじめるような働き方は
しなくなりましたし、
夫ともお互い協力し助け合う
関係を築けるようになりました。

でも、なんで過去の自分が自己破壊的な
パターンを持っていたのか
よくわからなかったんですよ。

ですが、先日、世界的に活躍しているセラピスト、
スヴァギートのZOOMセミナーを受講した時、
「母のトラウマのパターン」を
コピーしていたことに気づいたんです。

母のトラウマと私の生きづらさは関連していた


母は7人兄弟の下から2番目で、
苦労して育ったと言います。

私の祖父にあたる母の父親は、
事業で失敗してお金がなかった上に、
大家族だったので大変だったみたいです。

母にはサヴァイバルの恐れや
両親は自分に関心を持ってくれない、
という痛みがあったんですね。

面白いことに私も子供の頃、両親の注目を
集めているのは兄で、 私はおざなりに
されていると 感じていました。

母が感じていた痛みと同じような
痛みを持っていたんです。

そして、自己肯定感が低いまま大人になり、
「幸せを受け取れない」というパターンを
繰り返すようになります。

「私は愛されない、十分ではない」
という思い込みがあったので、

安心・安全を感じられる環境や
安定した男女関係が手に入ると、
居心地が悪くて 自分から壊していたんです。

心理的ストレスとトラウマは世代連鎖する

 

トラウマ・依存症の専門家であり、
医学博士であるガボール・マテ氏は、
『心理的ストレスとトラウマは世代から
世代に伝達される』と言います。

そして、
『あなたが悪いわけではなく、
両親もまた傷ついていて、
どうして いいかわからなかったんだ』、と。

トラウマと聞くと、虐待や性的暴行など
「大きな心の傷」といったイメージがあるので、
私には関係ないわ、と思うかもしれません。

けれども、私たちの両親のそのまた両親は、
戦争や貧困を経験していて、
大きな苦しみを味わっています。

その痛みが世代から世代へと引き継がれていて、
あなたに影響を与えている可能性があるんです。

あなたがもし、生きづらさや、
自分は何をしても十分ではない、
という苦しみを抱えていたら・・・。

家族に何が起きていて、両親からどんな
パターンを引き継いでいるのかを知ると、

傷ついた自分と両親を発見し、
痛みから自由になれるのではないかと思います。

PS .
ガボール・マテさんのドキュメンタリー映画、
トラウマの英知(The wisdom of trauma)は
トラウマや世代間連鎖について知りたいという方や
セラピーワークをされている方にとってもおすすめです。

英語サイトの上、視聴方法がちょっと複雑なので、
この映画が好きすぎる夫が手順書を作りました。

https://tobitayukiko.com/wtrauma_sop

日本語の字幕もついていますので安心です!

*視聴方法の、個別のサポートは できませんので、
あらかじめ、ご了承ください。

マテさんも回し者とかではなく、
純粋にたくさんの人に 見ていただきたい映画です。

映画の予告編は、コチラ

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


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