人に「NO」を言うことは、自分に「YES」を言うこと ブルーの心理とメッセージ
本日は、ブルーの意味する「コミュニケーション」について取り上げてみたいと思います。
以前私が勤めていた会社は激務で、
定時で帰れないことはしょっちゅうでした。
私が所属していたチームは、先輩と私の二人でしたので、
一人がいないともう一人に負担がかかってしまう、
という問題もあったのです。
結婚式直前も忙しく、挙式のためにハワイへ旅立つ
前日も残業していました・・・。
そんな状態の私を見かねて夫は何度も、
「大変だったら、残業断りなよ。」
「上司と話し合う機会を持った方がいいよ。」
と言ってくれたのです。
けれども私は、
「私が残業を断ったら、先輩が困るし・・・。」
「上司からは、人を増やせない
と言われているからしょうがない。」
と言い返すばかりで、状況を変えるための行動を
起こすことが出来ませんでした。
そんなある日、チームの垣根を越えて
社内で話し合いを持つ機会がありました。
「困っていることがあったら、ぜひ話して欲しい」
という社長の言葉を聞き、
思い切って、手を挙げてみることにしました。
残業が慢性的に発生していることと、
問題点を伝え、
”業務の効率化を図るため、
あるシステムの導入を検討して欲しい”
と伝えたのです。
意外なことに、社長は
「皆にとって必要なことならやろう。」
と約束してくれました。
私は言う前からどうせダメだろう、
とあきらめていたり、
こんなこと言ったらどう思われるんだろう?
と周りの目ばかりを気にしていました。
けれども、少しの勇気を持って行動したことで
あることに気づきました。
それは・・・。
人にどう思われるかではなく、
自分がどうありたいかを尊重することが、
自分らしく生きることに繋がる
ということです。
ブルーは「コミュニケーション」であり、「自己表現」の色です。
自分らしくあるためには、
周りの人に対して「NO」を言ったり、
自分の意見を伝えることも大切です。
自分が引き受けられることならともかく、
何から何まで誰かの要望に応えて合わせていたら、
自分ではなくなってしまいますよね。
誠実に自分とも他人とも向き合って、
相手に分かるまできちんと伝えることが
真のコミュニケーションなのだと思います。
あなたは、自分の意見を誠実に伝えていますか?
また自分が何を望んでいるか理解し、
行動に起こせていますか?
ブルーは自分を信頼し、円滑なコミュニケーションを
サポートしてくれる色です。
「最近、言いたいことを言えていないな・・・」
と思ったらブルーの力を借りてみましょう。
©Purple Sherbet Photography(CC BY-SA 3.0)