勝手に期待して落胆する人たち
有名人の不倫騒動とバッシング
今日は、なぜ人生に苦しみが生まれるのか、
について書いてみたいと思います。
ここ最近、福原愛さんの
不倫疑惑が話題になってますね。
福原さんって、子供の頃からTVに出ていたので、
「ピュアで、負けず嫌いな卓球が大好きな女の子」
というイメージがどうしても離れないと思いませんか?
それゆえに
「あの愛ちゃんが不倫??」という驚きと
興味本位で記事を読んだ人も少なくないでしょう。
ご本人は、とっくに大人の女性になって、
選手も引退しているんですが、
「世間が知っている愛ちゃん」という理想像と
「実際の福原さん」にギャップがあると、
周りの人たちは勝手に落胆してしまうんです。
そして、批判が生まれてしまう・・・。
「べき」、「すべきでない」がある時、苦しみが起こる
実を言うと、同じようなことを無意識のうちに
自分自身にもやっています。
例えば、あなたが「子供思いの優しいお母さん」
でありたい、という理想を持っていたとします。
いつもは優しいお母さんだったとしても、
余裕がない時は、イライラしちゃうこともありますよね?
そんな時、自分のことを裁いているんです。
「子供にイライラをぶつけてしまうなんて、
私ってダメな母親だわ。」と。
一般的に「理想を持つことはいいことだ」
と教わりますが、実際は理想があることで
苦しみが生まれます。
理想の自分でいられない時に、
自分自身を非難したり、ジャッジするからです。
ある意味、自分の理想像を作り上げて、
勝手に落胆しているだけ、なんですが。
客観的に見ると、笑っちゃいますけど、
渦中にいるとなかなか気づけないんですよ。
さて、あなたの中にはどんな「べき」、
「べきでない」があるでしょうか?
●人には優しく接するべき
●スリムで健康な体でいるべき
●安定した仕事に就くべき
●いつも優秀でいなくてはならない
●女性らしくあるべき
等々・・・・。
もし今度、「べき」にとらわれそうになったら、
「自分に期待して、落胆してもしょうがない」
ことを思い出してみてくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。