悩んでいても、人生は変わらない
ここ最近は、義父が入院したり、
以前勤めていた会社のお客様の訃報を聞いたり、
夫が借りてきたDVD、「ライフ・イズ・ビューティフル」を見たりと、
『生と死』を考えさせられた数日間でした。
*ライフ・イズ・ビューティフルは、
第二次大戦下のホロコーストをユダヤ系イタリア人の
親子の視点から描いた作品です。
「死」を意識しなければ、
”今この瞬間をどう生きるか?”
を真剣に考えず、ただなんとなく
日々が過ぎてしまっているのかもしれません。
逆説的ですが、死を意識すると
生が際立っていくものなんですね。
今回の一連の流れの中で、私にとって
影響が大きかったことは義父の入院でした。
お陰様で、月曜に無事退院したのですが、
そもそも義父が入院したのは
「ある手術」を受けるためでした。
持病があり、発作が起きないようにと
予防措置的に手術を受けることにしたのです。
「これまで発作がいつ起きるか心配しながら日々を
過ごしていたから、手術した方がいいと思ったんだよ。」
と私たち夫婦に話してくれたのですが、
============================
いつ起きるかわからない発作のことを考えて、
恐れや心配に生きる未来よりも、
思い切って手術を受けて、
恐れから自由になる未来を選択したい。
============================
そんな決意を感じました。
義父の勇気ある決断を見て、
生きるということは、
選択の連続なのだと改めて思いました。
また、
”未来は自分の意志で選択できる”
ということを教えてもらったように思います。
未来に対して、恐れや不安を抱きながら
今を生きることも、
より幸せや喜びを感じるために、
新しい一歩を踏み出し、現状を変えていくことも、
選択次第で可能なのです。
あなたは、「変えたい、変わりたい」と
思っていることがありますか?
もしあるのであれば、
「悩む」という選択から「変わる」という選択を
してみてはいかがでしょうか?
「悩んでいても変わらない」のは、
今と同じことをしても変わらないよ、というサインです。
ほんの少し、1%でも今とは違うことをすることで、
人生は必ず変わっていきます。
そして、「誰かの力を借りる」という選択肢があることも、
思い出してみてくださいね。
私自身も、素晴らしい先生との出会いによって
人生が切り開かれていきました。
人は人と出会うことで、磨かれていきますし、
「あの人みたいになりたい」と思える人と
出会うことができると、人生は確実に変わります。
私の先生方が
幸せなパートナーシップを築く秘訣や、
自分の才能を知り、自分らしく生きることを
教え導いてくれたように、
今度はあなたを導く役割を担いたいと思っています。
PS.
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」のタイトルは、
どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい、
という意味が込められているそうです。
素敵なタイトルですよね。
私もうまくいかないと悲嘆したり、
誰かのせいにしてしまいますが
(主に夫に八つ当たりしてます、苦笑)
第二次大戦下よりも格段に恵まれている時代に
生まれているわけで、
そう考えると前を向こうと思えるのです。
アカデミー賞も獲った素晴らしい映画ですので、
まだ見たことが無い方はぜひ見てみてくださいね!