2022年に出会った心と体をハッピーにしてくれるもの
2022年に私が出会った体にいいもの、コンテンツ、学びを紹介します!
1.遺伝子検査
高輪クリニックで遺伝子検査を受けました。
この検査では、「性格」「かかりやすい病気」「肥満の傾向」「アルコール感受性」「自分に合った運動」「薄毛リスク」などがわかります。
検査を受けてよかったと思った点は、自分の弱点が明確にわかったこと。私はタンパク質を吸収しにくく、筋肉がつきにくいので意識的に摂らないといけないんですね。ベジタリアン食の時は調子があまり良くなかったことを思い出し、納得しました。
また、遺伝子検査で元々の気質わかるのも興味深かったです。解析結果によると、情熱家タイプで「積極的にどんどん行動を起こす。規則に縛られることを嫌う。気さくで明るいムードメーカー。」といった特徴を持っているんだそうです。子供の頃や学生時代は目立つことは好きではなく、本を読むのが好きな内向的なタイプだったのですが、セラピーを学び、実践することで元々の自分が表に出てきているように思います。
自分の体質、健康リスクを知りたい方におすすめです。
2.この世界の(さらにいくつもの)片隅に
2016年に公開された「この世界の片隅に」に40分の新映像が追加されたロングバージョン。
呉市を舞台に戦時下を描いている作品のため、原爆や戦争について考えさせられますが、どんなに苦しくても逞しく生き抜こうとする人々の姿に希望を感じました。
私たちが生きている現代の日本は、コロナがあり、経済成長にも翳りが見え、少子高齢化などたくさんの問題を抱えています。ついつい悲観的な見方になってしまって、閉塞感を感じがちですが、主人公すずを始め、戦争で傷を抱えた人たちが、苦しい時代でも前を向いて生きて来たことを考えると、私も前を向いて歩んでいこうと思うのです。
3.昭和史 1926-1945 /昭和史戦後篇 半藤一利著
トラウマセラピーのクラスで先生(ドイツ人)が、「日本人は安心、安全を失うことを恐れている。あなたたちの祖先は戦争を行い、原爆を落とされた体験を持っているからだ。」と話していたんですね。
日本人の[*]集合的無意識は戦争も大きく影響しているのだと知り、「私たちはなぜ戦争し、原爆を落とされなくてはならなかったのだろう?日本人のメンタリティーはどのように作られたのだろう?」という疑問が湧いて来ました。
そこで、近現代史を学ぼうと思い立ち、昭和史を読むことにしました。
昭和史はとっつきにくイメージがあったのですが、半藤氏が生徒に語りかける授業のような口語形式で書かれているので、スラスラと読めます。
その場しのぎの対応、熱狂しやすく論理的に物事を考えるのが苦手な気質、真実を伝えないマスコミなど今も昔も変わってないよね、と思ってしまうこと度々。
同じ過ちを繰り返さないために、私たちは過去から学び、成長していく必要ありますね。
戦後、日本がGHQの統治から独立し、経済的な復興を遂げていったのかを描いている昭和史戦後編もおすすめです。
※集合的無意識:個人の経験による無意識より深く、同じ種族や民族あるいは人類などに共通して伝えられている無意識
4.TOEIC専科「800点獲得オンラインクラス」
オンライン英会話を8年ほど続けて来ましたが、英語力が伸びないと悩んでいる時に藤岡雄飛先生のVoicyに出会いました。私の勉強法では4技能(話す、聞く、書く、読む)をマスターできないと知り、まずは聞く・読むに特化したTOEICで800点を取ることを目標にし、藤岡先生の講座を受けることにしました。
TOEIC講座は、めちゃくちゃスパルタでしんどかったです。40過ぎて「予習が足りてない。宿題ができてない。」と指摘され、落ち込む私・・・。
ですが、毎日勉強する習慣が身につき、英語学習の効果的な方法を教えてもらうことができ、非常に有意義な時間でした。グループレッスンですが、一人一人に苦手分野克服方法についてアドバイスしてもらえるので、英語をがっつり学びたいという方におすすめの講座です。
語学はコツコツ積み重ねていけば誰でも習得できる、という先生の言葉が励みになっています。
TOEIC専科「800点獲得オンラインクラス」大事なのは結果です。
5.幻覚剤は役に立つのか マイケル・ポーラン著
LSD、サイロシビン(マジックマッシュルーム)と聞くと『違法で危ないドラック』じゃないの?と思うかもしれませんが、近年、ジョン・ホプキンス大学などで研究が進められており、不安障害、依存症、うつの改善に一定の効果が認められています。
また、健康な人がセラピーを目的として幻覚剤を摂取するサイケデリック療法では、意識の変性が起こり、いわゆる悟りのような意識状態を経験するそうです。
そんなわけで俄然、サイケデリック療法に興味が湧き、マイケル・ポーランさんの本を読むことにしました。
幻覚剤の歴史がわかるだけでなく、著者自身がサイケデリック・ジャーニーを体験するルポルタージュにもなっています。また脳、神経科学といった医学的見地からの研究も紹介されているため、意識の変容というスピリチュアルなテーマを科学的に分析されている点も興味深いです。
幻覚剤は精神疾患の治療に役立つ可能性があるだけでなく、人の意識の目覚めを促進し、人生観や生き方を変える働きがある、まさに秘薬なんですね。
「素晴らしききのこの世界」という映画も、この本と関連するテーマが描かれており、マイケル・ポーランさんも出演しています。本に出てくるポール・スタメッツさんも出て来ます。活字より動画の方が好き、という方は映画がおすすめです。
それでは、素敵な年末年始をお過ごしください。