お金と性格の不一致が離婚の原因になるって本当?
ちょっと恥ずかしいのですが・・・
今回は飛田家の夫婦ゲンカとその和解について
お伝えしたいと思います。
実を言うと・・・
ここ数ヶ月ほど飛田家では「ほぼ肉なし」
の生活を送っていました。
といっても、魚も普通に食べますし、
たまに餃子を食べたり、
乳製品も摂ったりしているので、
かなりゆるーいベジタリアン(ゆるベジ)なのですが。
なぜゆるベジ生活を始めたかと言うと・・・
私がアトピー体質で
肉食があまり合わないため、
思い切って食事を変えてみることにしたのです。
そんなわけで、ステーキ大好きな夫も
食卓に肉がなくなることを了承してくれたのでした。
ところが・・・。
最初の頃は、私が作る野菜料理を
文句も言わず食べてくれたのですが、
最近様子がちょっとおかしかったのです。
ある日、『アボガドと酒粕マスタードパスタ』
というちょっと変わったベジ料理を作った時のこと。
事件は起きました・・・。
夫:・・・。
(無言だけど微妙な顔をしてパスタを食べている)
私:おいしくないの?
夫:おいしくないっていうか・・・。複雑な味だね。
私:(怒!!)それって、おいしくないってことでしょ?
夫:じゃあ、言うね!
なんでアボガドに酒粕と味噌を合わせる必要があるの?
アボガドにはしょうゆでいいじゃん。
マクロビっぽい味付けじゃなくて、
俺はスタンダードなものが食べたいんだよ。
私:せっかく作ったのに、文句ばっかり。
夫:だいたい、由起子は自分が食べたいものばっかり作って、
俺に何が食べたいか聞かないじゃん。
私:だって、あなたが食べたいの肉じゃないの!
私は食べられじゃない。
夫:野菜中心でももっとおいしいメニューもあるだろっ!
私:そんな風に言うなら、
もうあなたのためにご飯作らないわよ!
(以下、不毛な言い争いが延々続く・・・・。)
一見、食に対する好みと主義の違いから
喧嘩が起きているように見えますが、
本当は・・・
夫も私も、お互いに不満を抱えていたのです。
『言っても理解してもらえない。』
『我慢すれば済むことだ、、、。』
『一生懸命やってるのに理解されない。』
『感謝してもらえない、、、。』
そんな思いが澱のように溜まっていって、
アボカドパスタをきっかけに大爆発したのでした、、、。
その後、お互いの中にあったわだかまりを話し、
夫は”私のためにと思って我慢していたこと”
私は、”健康のためとはいえ、自分の主義を
押し付けすぎてしまったこと”
に気づくができたのですが。
そして、我が家の食卓には、
夫も私もおいしく食べられる
野菜中心の献立が並ぶようになったのです。
離婚の原因の上位には、
「性格の不一致」や「お金」があるようです。
どちらもよく聞く話ですが、
価値観も育った環境も異なる二人が夫婦に
なるわけですから、
性格も、お金の捉え方も違って当然なわけです。
その「違い」を尊重し、どれだけ受け入れることが出来るか?
がパートナーシップの鍵なのだと思います。
自分が正しいと思ってしまうと、
相手を非難して追い込んでしまうだけなんですね・・・。
そして、お互いに「正義をかざし合う」戦争になってしまいます。
自分が正しい、と思いたくなったら、
パートナーにはパートナーの「正義と主張」
があることを思い出してみましょう。
どちらの「正義と主張」も正しいのであれば、
争う必要などないのです。
(自戒の意を込めてます、笑)
そして、違いを受け入れるということが成長であり、
愛なのだと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
©Gustavo Minas (CC BY-SA 3.0)